2019年6月17日:射手座の満月
諦めは美しく見えるかもしれませんが、その欠片の蓄積が、いつしか腐敗を招きます。ですから、諦めを積み重ねるのは不毛なことなのです。最善を目指すことを放棄してはならないのです。
月相図のうち、2019年春分から2020年春分直前までに発生した新月・満月に関する記事をまとめたものです。
諦めは美しく見えるかもしれませんが、その欠片の蓄積が、いつしか腐敗を招きます。ですから、諦めを積み重ねるのは不毛なことなのです。最善を目指すことを放棄してはならないのです。
日本という国に住まう人たちが絶えず求めてきたものは、遥か昔から一貫しているのかもしれません。それは「風通しのよさ」なのでしょう。
この新月の期間は、もしかするとその一貫した願いに対して素直になれるようなきっかけに出会うための期間になるのかもしれません。「黙って隠していなくてもいい」ということなのかもしれません。
「いい時代」になるように創っていくのは、実際には「いい時代になってほしい」と発言した人ひとりひとりです。ですから自らの生き様こそが「いい時代を創る」のだという気概をどうか失わないで頂きたいなと思います。
「自立」と「自律」は常に繋がっていて、切り離すことのできない概念です。 そしてこれは、これからの新しい時代を生きる私たちの最も重要な精神基盤だと思います。どうぞこの満月の期間に、この基盤が自分自身の内側に正しく作られているかどうか、振り返る機会に恵まれますように。
「新しい時代が始まる」という今の空気は、「元号」という一見化石のようなシステムが生きているからこそもたらされるもので、日本人のみが味わえる大変特別なものだと思います。おそらく二度と味わえない、この時代の空気に乗っかって、どうかあなたの人生も、今この時から新しく切り拓いて行って頂きたいなと願っています。