象意
ホロスコープ上の各要素が意味するところを考察するカテゴリです。
「月」についての考察
占星術を知る知らないに関わらず、「月」は多くの人々を惹きつけてやみません。今回は占星術における「月」という存在の感じ方などについて、現時点での私の個人的な考察を記したいと思います。
「月」で知る:プライベートでの性格と人間関係
雑誌やTVなどで目にする簡易な「星占い」では「太陽」だけを見ていますが、「月がどの星座(サイン)にあるか」がわかれば、自分や相手の気質やプライベートであらわれる性格の傾向をだいたい説明できます。ここでは、個性の基礎を示す「太陽」と「月」のうち、「月」について基本的な解説を致します。
トライン(Trine)
トラインの力の最も理想的な使い方は「洗練」であると考えます。まずはトラインによる先天的な才能に気づくこと。次に、その才能に胡坐をかかないことです。トラインの受動性は強力ですので、よほど能動的な意志を持たないと、とても洗練の域まで持っていけません。ぜひとも美しく磨き上げて「宝の持ち腐れ」にならないようにしましょう。
オポジション(Opposition)
オポジションの力の最も理想的な使い方は「補完」です。補完とは、互いに不足している要素を補いあうことで完全体となり、より優れた状態をもたらすことです。これによって、その力を強い個性として味方につけることができます。
コンジャンクション(Conjunction)
コンジャンクションの力の最も理想的な使い方は「相乗」です。相乗とは、互いの長所を引き出して共に強化し、同時に互いの弱点を補助し合うこと。これによって、その力を強い個性として味方につけることができます。
アスペクトとは
天体や感受点は、互いが形成するアスペクトによって、その力の働き方に多彩な変化が生まれます。ひとりひとりのホロスコープの中で、あるいは刻一刻と時の中で変化し続けるアスペクトこそ、西洋占星術の解釈に無限の広がりを生み出しているのです。
第8ハウス天王星の使い方:私の場合
大切な人と「自由を共有する」という使い方もある ということを提案したく、このような記事を書いてみました。私の過去というお恥ずかしい話も交えながらではありますが…、いつかどこかで誰かのお役に立てば、幸いです。
乙女の瞳に映るものとは
乙女座の方をよく観察すると、意外にも心理的なものや霊的なものなど「目に見えないもの」を扱って治癒や施術を行う方や、自らが属する宗教に対してとりわけ信心が深い方が多いことに気がつきました。その理由について考えていました。