「月」で知る:プライベートでの性格と人間関係

アイキャッチ:月夜

雑誌やTVなどで目にする簡易な「星占い」では「太陽」だけを見ていますが、「月がどの星座(サイン)にあるか」がわかれば、自分や相手の気質やプライベートであらわれる性格の傾向をだいたい説明できます。ここでは、個性の基礎を示す「太陽」と「月」のうち、「月」について基本的な解説を致します。

冥王星(Pluto)

冥王星というと、どうしても「破壊」や「破滅」あるいは「死」という象意ばかりを思い起こしがちですが、この天体の持つ大切な象意の中に「転生」というものがあります。燃え尽きた灰の中から、新たな魂の結晶が生まれ、再び循環していくことを、この天体は教えてくれるのです。

海王星(Neptune)

タイトルイメージ:海王星

私は、海王星の象意に、魚座と同様「崩壊」というキーワードを採用します。すべての生きとし生けるものも、魂も、最後にはその形をとどめることなく崩壊して宇宙の中に融け還ります。そうして、宇宙のどこかで生まれる新しい生命の欠片となっていくのです。

天王星(Uranus)

タイトルイメージ:天王星

雑につけられたはずの名前は、意外にもこの天体の象意によくマッチしたものとなっていきます。本当に、人が持っている「無意識」と、自然や宇宙との共鳴とは面白いものです。現在では、西洋占星術におけるこの天体の存在感は強烈なものになっています。

土星(Saturn)

タイトル画像:土星

木星と土星は、その象意の根源を探っていくと、どちらも「魂の願う使命の実現」という同じ目的のために働いているのだということがよくわかります。請け負った分野とアプローチが異なるだけです。どちらも、信頼と栄光を意味する天体です。

火星(Mars)

タイトルイメージ:火星

火星の根本的な象意を突き詰めていくと、「生存欲求」というキーワードに行き当たります。これは、生命体が持つ根源的な欲求です。これこそが、本サイトにおいて火星を「個人天体」としている最大の理由です。

金星(Venus)

タイトルイメージ:金星

占星術を知らない方にとってもイメージを捉えやすい天体ですが、あまりありきたりに書くだけでは面白くないし、理解も深まらないと思い、もう少し深く考察してみたかったのですが、なかなか満足いくまとめにはなりませんでした。今後また追記などをしていきたいと思います。

月(Moon)

タイトルイメージ:月

本サイトでは、月の解釈の中に「女性性」を含めておりません。女性性はとても大切な要素ですが、私自身はそれを女性ばかりに訴えかけることはあまり好きではありません。女性性を強調するよりは、純真無垢な子どもの姿・心として捉えていたいと思います。

太陽(Sun)

タイトルイメージ:太陽

私は、太陽を「魂」と解釈します。それは、魂とは「生命の火種」、心の奥底に燃え続ける灯火だと考えているからです。人格の構造を、一番外側がアセンダント(ASC)、中間層が月、最深層が太陽という3層構造として捉えています。