星と、あなたと、魂を、つなぐ。
あなたにとって「占い」とは、どんなものでしょうか？
この先の人生に起こる出来事を当てるものでしょうか？
今日がラッキーかどうかを知るものでしょうか？
何かの願いを叶えるためのものでしょうか？
世界の終焉を予言するものでしょうか？
「占い」は、その中に本当にいろいろなものを抱いている、懐の深い営みです。ですから、それを行う目的としてはどれも間違ってはいませんし、他にも無数にあるでしょう。
そして「占い」の方法自体もまた世界中に無数にあり、個性や技術の異なる無数の占い師がいます。それぞれに引き出せるものは異なり、その表現方法もまた異なります。
同じ絵を描ける占い師は、存在しないのです。
「占い」は、何千年も前から行われてきたことがわかっている、人間の根源的な営みです。
これは現在わかっている範囲での話ですので、本当はもっとずっと古いのかもしれません。
未来という闇の中にある、進むべき道を知ろうとして
溶けゆく過去の中に残されている、拾うべき戒めや恵みを見出そうとして
現世に降り立った奇跡の時である今を、生き抜くための灯火を求めて
太古から、人間はずっと、占ってきました。
人間には決して見えない偉大なる存在から、人間がそのままでは全く理解できないメッセージを受け取り、それを訳して人々に伝えるために。
かつては支配者のためのものでしたが、それでもこの原則はほぼ一貫して変わっていません。
けれど、現代に至って、確実に変わったことがあります。
それは、個人ひとりひとりが「魂の声」に従う生き方を求めはじめたことです。
かつてはまだ脆弱で「社会」というまとまりの一部にならなければ生き抜くことさえ難しかった人間ですが、現代を生きる私たちは、ひとりひとりが自分の存在をはっきりと意識し「個性」を持った主体的な存在として生きることができるようになりました。
人間ひとりひとりに宿る魂は、実はずっと長い間、この時を待っていたのかもしれません。
だからこそ今、その「魂の声」に気づく人や、その声に従った生き方を実際にしようとする人が、増えてきたのではないでしょうか。
もしかすると、あなたにも、その声がなんとなく聞こえているのかもしれません。
でも、多くの場合それは「何を言っているのかハッキリとはわからない」でしょう。
何かを言っているらしい…ということはわかっても。
あるいは、無性に「心が騒ぐ」と思っていたり、正体がよくわからない衝動として感じているかもしれません。
私は「真の占い」とは、この「魂の声」を聴くためのものだと思っています。
そして、私が行う占いは、いつも、どうやっても、必ずそこに行き着きます。
すべての問題は、その「本質」や「本来」の姿にたどりつくことで、解決の道筋が明らかになります。これは「原則」であり、絶対に変わることはありません。ですから、私は常に無意識レベルで、そこにたどりつくことを目指しているのです。
自分自身の「魂の声」を、自分の力だけではっきりと知ることができる人は、ほんのわずかです。
しかしそれができた人は、信じられないレベルで自分の可能性を開花させ、奇跡を起こし、世界に羽ばたいています。
けれどそれは、その人たちにしかできないことではないのです。
正しい目的のもとで、正しく行われる「占い」は、それを助ける極めて有効な方法です。
「Astral Voice」とは「星々の声」という意味の英語です。
「魂の声」を聴くための方法として、私は「占星術」を選びました。
占星術とは、天空を巡る星々のありように神秘の法則を見出し、その様子を描いたチャートを読み解くことで、魂の世界の智慧を授かる技術です。
選んだのは、14歳の時。
その後、20歳の時に「心理占星術師」となることを密かに志しました。
現実のうねりによって一度断たれた願いは、後に長い時間を経て、私の目の前に蘇りました。
おそらく何かに導かれていたのだろうと、今では思っています。
心理占星術とは、深層心理のはたらきの解明を通して魂の姿を知る技術です。
世界に無数にある占術の中で「『心理占星術』以上に『魂の声』を聴く力を持つ占術は他にない」と実感しています。
私にとって、これはオモチャではなく、神秘に満ちた聖なる行いです。ですから、生半可な扱いをすることはありません。
この先一生、己の魂を削りながら、向き合い続けるものです。
占星術は、古代の世界に誕生し、何千年もの時の中で命脈を保ち続けてきた偉大なる叡智です。
見えない世界との結びつきが強かった時代の秘められた力は、いま失われかけつつも、まだ辛うじてその中に残されています。
それは、今を生きる人々がすでに忘れかけている、自らの霊性を開き高めるための鍵です。
天空の星々は、占星術という技術をとおして、まだ私たちに語りかけてくれています。
それは
あなたの真の姿のこと
あなたの生きる道のこと
あなたがこの世界にやってきた理由
そして、あなたとあなたの魂が、この星とつながる方法です。
「どれも現実味がない」
きっとあなたは、そう感じることでしょう。
それは、あなたも、あなたの周りの人々も、世界中の多くの人もいつのまにか「世界は見えるものだけでできていると思い込まされてしまっている」からです。
けれど、どんなにがんばっても自分の力や行動だけでは人生が動かせなくなる時が、誰でも一度はやってきます。
何度もやってくるという人もいるでしょう。
逆に「自分の思うように人生が動かせたことなんてない」と思う人も、少なくないはずです。
現実世界の中に何も答えが見つからない時、目には見えない非現実の世界 ── たとえるならば、見えない透明なフィルムの向こうに存在する「裏側の世界」 から、その答えを探るのが「占い」の役割です。
そして、その答えの根本には「魂の声」の存在と結びつきが、必ずあります。それは決して目には見えないし、耳にも聴こえないのですが、心の中で実にはっきりと感じ取れるものです。とても信じられないほどに。
占星術という叡智によって、その声を探り、あなた自身が思い出せるように導くこと。
それによって「星と、あなたと、魂を、つなぐ」こと。
それが、私がこの世界に届ける占星術「Astral Voice」のコンセプトです。
自らの魂の声を知り、霊性を開いたあなたの真の姿とは、どんなものでしょうか？
その姿に出会えることを、私も望んでいます。
そして、真の姿を解放した人をひとりでも多くこの世の中に送り出すことで、人類全体の精神的な進化と深化に、少しでも貢献できれば本望です。
この途方もなく壮大な願いが、私から消えることはないでしょう。
ロゴマークについて
この地球に生まれた魂が、星の叡智によって目覚めて蝶の姿となり、光の粒を振り撒きながら飛び立つ姿を表したものです。
メインモチーフに蝶を選んだ理由は、次の2点です。
- 蝶は魂の象徴だといわれていること
- Clareの占星術での出生図（ネイタルチャート）において、人格の主体となる太陽のサビアンシンボルが「さなぎから出てくる蝶」というシンボルであること