このページでは、太陽の象意や特徴、考察したことなどを記載しています。
名称
- 日本語:太陽(たいよう)
- 中国語:太陽
- 英語:Sun
- ラテン語:Sol
「太陽」という言葉は、「非常に大きな(太)明かり(陽)」という意味だそうです。
別名
他言語での呼び名などを参考として一部紹介します。
- お日様
- 天道(お天道様)
- 日輪
- ティーダ(琉球の言葉)
シンボル
天体記号
古代エジプトにおいて、太陽神ラーのシンボルとされていたもの とのことです。
支配するサイン
太陽は、♌獅子座(獅子宮)の支配星(ルーラー)です。
品位
- 居所:♌獅子座
- 高揚:♈牡羊座
- 衰退:♎天秤座
- 障害:♒水瓶座
数秘
1
「自己」の象徴である太陽に対応する数秘は「1」です。
象意
年齢域
26~35歳
自己のアイデンティティの確立や、自己の人生の意味を確信する時期です。
太陽期に確立した自己像を用いて、火星期以降の本格的な社会活動に入っていきます。
人格の要素
- 魂
- 意志
- アイデンティティ
人格の中核を為す要素を象徴します。
魂とは、心のさらに奥にある、いわば「心のコア」ともいうべき存在です。
魂の願いを実現しようとするとき、想いは意志へと姿を変え、本人の行動を決定します。
また、自立した一人の人間としてのアイデンティティを示します。
身体部位
- 心臓
獅子座と共通です。
能力
- 自己実現
- 創造力
分野
- 使命
- 公的な分野での振る舞い
この要素については、よく「表向きの自分」と言われることがあり、そのように解釈する占星術者も大変多くいます。
しかし本サイトでは、「魂の自己実現=使命=社会への還元」と考えています。つまり、社会という公的な分野での振る舞いは、心の奥底にある魂の声に結びついている と解釈しています。
動作パターン
- 統合
- 意思決定
事象
- 総合的な人生
人物
- 自分自身
- 父親
- 高位者
- 支配者・主人(雇用主など)
- 決定権を持つ人
男性の場合
- 夫としての自分
女性の場合
- 夫(配偶者)
天体情報
太陽系での位置
中心
分類
恒星
太陽は、太陽系で唯一の恒星です。
自ら燃焼・発光し、その熱と光、放射線、そして重力は、太陽系全体に影響を与えています。
主な材質
水素・ヘリウム
上記2種類で97%程度を占めています。
恒星である太陽は、この成分を燃料に核融合反応を起こし続けることによって輝いています。
サイズ
直径
1,392,000km
地球の約109倍
質量
約2×10 30 kg
太陽系の質量の99.8%は太陽の質量なのだとか。
ほぼ太陽じゃんね…。
リング
環状に存在する塵が観測されたこともあったようですが、現在は見えないようです。
自転
周期
約27~31日くらい
太陽は、緯度によって自転速度が異なります。
赤道が最も速く、緯度が高くなるにつれて遅くなるようです。
方向
赤道傾斜角(自転軸の傾き)
7.25°
公転
周期
なし
なお、太陽系全体で銀河系を移動していますが、その時間は、2.2×108 年だそうです。
2億2000万年…?
衛星
なし
個人的な考察
太陽系とはまさに太陽ありきの天体集団で、太陽がもたらす熱・光・放射線・電磁波・重力・風はほぼすべての惑星にまで届き影響を与えていると言われます。どれをとっても、太陽系の惑星にとっては恵みであると言えるでしょう。
地上に生きる人間にとってもその力強いギフトをもたらしてきた太陽ですが、その姿は眩しすぎて直視できず、下手をすると視力を失ってしまいます。このように、眩しすぎて「視ることができない」というところから、太陽を神として崇める原始信仰が世界の各所に興ったのでしょう。
西洋占星術において王や支配者を象徴する太陽は、地上から見れば天空(頭上)に位置するので、一見これらの人物は「人々の上に立っている」と理解されがちです。しかし、宇宙空間においては、太陽は太陽系の「中心」に位置しています。このことは、本来「王」という存在が天と地の中央に位置し、両方のバランスを取って支える柱であることを意味しているかのようです。
なお、太陽は「自己」を示しますが、これは「自分の王とは自分自身である」ということを物語っているように思えます。
多大な恩恵をもたらしている太陽ですが、時としてその有り余るエネルギーが生命を脅かすこともあります。地上においては干ばつや火傷、山火事などが考えられますし、電磁波障害、放射線被害といった目に見えないものまで様々です。いたずらに熱や光をまき散らすと、害になってしまいます。
私は、太陽を「魂」と解釈します。
それは、魂とは「生命の火種」、心の奥底に燃え続ける灯火だと考えているからです。
人格の構造を、一番外側がアセンダント(ASC)、中間層が月、最深層が太陽という3層構造として捉えています。