コンジャンクションは、最もパワフルなアスペクトです。「合」とも呼ばれます。至近距離に隣り合う天体・感受点によって形成されます。
太陽と月がコンジャンクションの状態になることを「新月」と言います。

象意
- 強調
- 結合・同化
- 相乗(ポジティブ)
- 相殺(ネガティブ)
アスペクトの特性
まずは、このアスペクトの特性をまとめます。
度数
0°
関連する数秘
1
360を 1 で割ると360です。すなわち円そのものであり、0°と同じになります。
記号

円の右上に斜めの短い線が付け加えられています。
メジャーorマイナー
メジャー
イージーorハード
両方
どちらにもなりえます。
当サイトでのオーブ
オーブとは、許容範囲とみなす度数のことです。
ネイタル・トランジット単体他
±10°
2重円・3重円等のトランジット他
±3°
アスペクトとは何か?については、次のリンク先ページをご覧ください。
解説
天体同士でコンジャンクションを形成する場合、互いに強い作用を及ぼしあいます。「手をつないだ状態」とか「合体した状態」などと考えるとわかりやすいでしょう。
象意のあらわれ方の例
コンジャンクションを形成する天体同士の性質が似ていれば、互いの性質に拍車がかかった状態となりやすいです。逆に、性質が相反している場合、互いの性質を打ち消しやすくなります。
例1:火星-木星のコンジャンクション
意欲・行動-拡張の組み合わせとなり、外側にエネルギーを放出したり、行動力の推進に拍車がかかります。
例2:火星-土星のコンジャンクション
意欲・行動-抑制の組み合わせとなり、エネルギーの放出にブレーキを掛けたり、行動力を抑制する傾向があらわれやすくなります。このような場合は、幾分コントロールが難しくなり、訓練が必要になると思います。
また、コンジャンクションしている天体同士は、アスペクトの持ち主にとって、それぞれの天体の象意を別々に感じることや、分離して扱うことなどが難しかったりします。
アスペクトの力を「使う」
アスペクトは、そのアスペクトを持つ対象者の意志によって、理想的に使うことができます。
理想的な使い方とは?
コンジャンクションの力の最も理想的な使い方は「相乗」です。相乗とは、互いの長所を引き出して共に強化し、同時に互いの弱点を補助し合うこと。これによって、その力を強い個性として味方につけることができます。
理想的に使うには?
例えば先述の火星-土星の例では、使いこなせないうちは、強い行動意欲を無理に抑え込もうとしてストレスを溜めたり、自らの持つ力が出過ぎることを恐れてしまう性格として表れることがあります。
人生の様々な経験や悩みを通してこの課題を乗り越えると、素晴らしい情熱と自己制御能力を上手に使い分けられるようになります。大胆でありながら常に理性を失わない、堂々たる一面を持つことができるのです。
特別なコンジャンクション
一部のコンジャンクションには、名前がついています。
新月
新月とは、太陽と月のコンジャンクションです。「朔(さく)」とも呼ばれます。月の満ち欠けを基に作られた暦である太陰暦では、新月の日が月の初日となります。これを「朔日(ついたち)」と言います。
グレートコンジャンクション
グレートコンジャンクションとは、木星と土星のコンジャンクションです。「大合」と呼ばれることもあります。
社会天体としてそれぞれが正反対の象意を受け持つ木星と土星は、約20年に一度、天空上でコンジャンクションします。
古典占星術においては、木星と土星は最も遅い天体であったこともあり、新しい社会の潮流が生まれる時として重要視されてきました。
トランスサタニアンや小惑星などがいくつも発見され続けている現代では、「最も遠い天体」ではなくなりましたが、社会天体として重要なことは変わっていません。そして何より、木星と土星は太陽系の最初期に誕生した天体であり、太陽系が現在の構成になったのも、木星と土星の作用によるものです。
この2大天体は、軌道共鳴によって互いのバランスを取っていると考えられています。恐らくそれによって、太陽系の天体の秩序を保っているのではないかと思います。
関連する複合アスペクト
コンジャンクションが関連する複合アスペクトは次のとおりです。
ステリウム
3個以上の天体がコンジャンクションした状態を「ステリウム」と言います。ステリウムが同じサインの中で起こっている場合、そのサインの性質が強調されます。
余談
そういえば昔「コンジャクション」と覚えてしまって、ずっと間違え続けていたのでした…。
元の言語でのスペルを調べてみて「コンジャンクション」だと気づきました。それで、このページのタイトルにもスペルを正しく覚えるために元の言語(英語)の表記を併せて書きました。