2018年7月28日:水瓶座の満月(皆既月蝕)
「嵐の時期」は今後数年にわたって世界全体を覆いつくし、ここ日本にも多大な影響を与えると、もうずっと前から言われ続けています。人類全体にとって普遍的な幸福を自然に享受できる世の中へと変革するために、私たちに必要なことは、まず外界の多くを知り、そこに興味を持ってみることでしょう。
今回の月蝕は、こう問いかけています。
これから来る嵐のような時代を生き抜く覚悟はできたのか?
自分自身の理念の軸は築けたか?
月相図のうち、2018年春分から2019年春分直前までに発生した新月・満月に関する記事をまとめたものです。
「嵐の時期」は今後数年にわたって世界全体を覆いつくし、ここ日本にも多大な影響を与えると、もうずっと前から言われ続けています。人類全体にとって普遍的な幸福を自然に享受できる世の中へと変革するために、私たちに必要なことは、まず外界の多くを知り、そこに興味を持ってみることでしょう。
今回の月蝕は、こう問いかけています。
これから来る嵐のような時代を生き抜く覚悟はできたのか?
自分自身の理念の軸は築けたか?
この時期天が人々に語ろうとしているのは「たとえ黙っていることを選択しても、抗う気持ちを捨てないで」ということ。それから逆に、決して想いを持て余して腐らないでということ。その想いを心の奥深くで感じきって昇華させ、前を向くための力に変換させるべきだということ。そして、自らの殻を破ってその力を全力で表現したとき、それは多くの人々の心と共鳴し、人間としての親愛の念を通い合わせられる世界を求める潮流となるということです。
休息がたとえ束の間のものであったとしても、今はそれでいいのです。今抱えている問題や不安の原因がすぐに解消するのを望みたくなってしまっても、捻じれた問題はすぐには解決できません。あまりに遠くに輝いている問題解決の到達点にこだわると、また心が消耗してしまいますから、まずはほんの少し心を緩める時間を持ち、その少しだけ緩んだときの感覚を、今はとにかくじっくり確かめるのです。
どんより重い空気がはびこっているこんな時代でも、小さな時の移ろいの中で、時代を動かすための風が吹こうとしているタイミングはいくつもあるのだなと考えさせられます。今回の月相図で示されている流転を求める空気感は、たとえセンセーショナルな表れ方ではなくても、これから先の時間の中に少しずつ溶けて、染み渡っていくのでしょう。
蓄電期間を経ることで自らの願望も定まり、ひとつの到達点を目指す信念も揺るぎないものへとなっていくのだと思います。動き出すまでには時間がかかっても、一度動き始めれば怯まず進み続ける牡牛座の力を是非とも借り受けましょう。
人によっては、目の前の現実の世界ではうまくいっていて、物質的あるいは社会的な豊かさは得られていたとしても、果たして今の自己の姿は本心から望んだものなのか?ということについて疑問が消えずに、自己像の再構築を始めるかもしれません。それは新しく創り出すのではなく、もともと自分の中に持っていたものを表に出し、はっきりとした形にするということです。他者から見れば新しいあなたであっても、あなた自身にとってはおそらく「本来の自分を思い出した」という結果にすぎないでしょう。
人が成長するのは「欲求」があるからこそです。しかし、多くの人々は一体いつから「欲求」というもの自体を悪者だと思うようになってしまったのでしょうか?「欲求=自他の格差を望むもの」という価値観の刷り込みがうまく外れるといいですね。
フラストレーションになるということは、それだけ実現したい何かへの想いが強いということです。自分にとっての道が見つかるまで、もどかしさは自己鍛錬へのエネルギーに変えてしまうのも手だと思います。