それは、もしかしたら大それた夢なのかもしれない。
自分が心から楽しいと思うことをとことんやりぬきたい。
その歓びから、確かな社会的価値を創造したい。
そして、たとえ小さくとも、
心から信頼できる人たちとの輪を大切にして生きられる自分でありますように。
たとえそれがいつしか大きく遠くなっても、
温かく互いを思いやり、育みあえる心を失わない世界の輪が築けますように。
至るところにあるほんの小さなほころびを繕い続けるような毎日でも、
それは気づけば、いつしかきっと世界を自由に飛び回るための翼になる。
憧れとは所詮儚いものかもしれないけれど、
純粋な夢は星屑の海のようで、身も心も、美しく清らかに磨き上げてくれるものだ。
新たな世界と出会うための扉は混沌の浪間の中で、暗い幻のように映るかもしれないけど、
確かにそこにあるのだから、いまこそ開きに行くのだ。
世界の調和を求める想いが、革命を呼び寄せるうねりとなり、
社会は揺らいで危うく見えるけれど、
神の名を持つ星達は、
世界は試練の真っただ中で、それが今の姿なのだと教えてくれている。
自由を求める心に従うことは、
一見、一直線にそれに向かうように見えて、彷徨うこともきっと多くなると思うけれど、
知恵を絞り、焦らず狙いを定めることが、道を拓く助けになってくれるだろう。
