理想に向かって突き進むことは
とても怖いことで
足元をすくおうとする心の警告に
いつも怯え
人の本性とは
欲にまみれ他者から奪い続ける姿なのだという誤解を
これが社会の姿たるものだという誤解を
いつまで続けるのだろうか
それでもどこかで信じていることもある
今を生きる人々が
心の奥底で
本当は皆手を取り合い
世界に調和をもたらしたいと願っていること
今にも消えてしまいそうなほど小さいのに
決して消えない革命の火種を
心の闇の中に秘めていることを
調和とは
全力で生きる魂たちの衝突を
たがいに
真っ向から受け止め合って
生まれるのだ
恐れがあるならそのままでいい
消し去る必要はどこにもないから
新しい秩序を創り出すときがやってきているのだ
魂の抱擁を交わせる人を探し出そう
たとえ目には見えないくらいのペースでも
理想を目指し諦めずに進み続けよう