君が今
この地球上で生きていることこそが
神秘なんだよ
暗闇に満ちた宇宙のなかに浮かぶ
地球という名の碧い宝玉の輝きを
君は美しいと思うでしょ?
それは
君がその身体という魂の器をもって生まれたことと
同じなんだよ
魂となった存在だけが魂の世界に行けるなんて
そんなことはないんだ
人が人という存在を大切にしたままで
心の奥底を深く見つめ
生きたその肉体の中に宿る魂を磨き続けることに
意味があるんだよ
いつから
誰が
何のために
魂の世界とは幻想だといって
現実から切り離してしまったんだろうね?
人々の心は
闇の中でずっと叫んでるよ
魂と現実を再び繋ぎ合せたいと
それは自然なことなんだよ
けがの手当てと同じことだから