今日は、いつもこのサイトを訪れてくださる皆様へお知らせです。
現在定期的に書いている月相図(新月・満月)の解釈や詩につきまして、今後はマンデーンの解釈に基づくものに切り替えていこうと考えています。
切り替えはおそらく徐々に行います。また、マンデーンのみになるとも限らず、今までのようにネイタルの解釈に近いものも絡めながら、時代について考えたり、表現したりしていくと思います。
マンデーンとは、「世相占星術」とか「社会占星術」と呼ばれるもので、個人の性質や心理を読み解くものではなく、文字通り世相や社会の動きを読み解こうとするものです。
マンデーンに取り組みたいという思いは以前からありました。
「現実に自分が生きる社会を見守る目を持ちたい」と思うことと、せっかく読み解くための技法なのだから、より良いあり方を考えることが、占星術師としての意義だろうと思うためです。
…と、やわらかい表現にしようとすると、どうしても自分の中でもやっとしてしまうので、もう少しはっきり表現すると。
私は世界をそんなに楽観視していません。おそらく凄惨な姿へと変貌を遂げるときは近いと思っています。
しかし、絶望もしていません。希望とは、周囲を明るく照らすほどの灯りではなく、常に目に見えるか見えないかくらいの極小さな光の種であるからです。
まだ知識も経験も不足していますので、読みに来てくださる方にとって、たいした参考とはならないかもしれませんが、ひとつの視点として踏み台などにしていただければ幸いです。
いつもこのサイトを訪れてくださる皆様に、お礼申し上げます。
ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。