「水」が他の誰かを浄化するには
自らが清らかである必要があるが
「水」は自らの穢れを自らだけで浄化することができない
「水」が自らを浄化するには
他のエレメントの力を借りなければならない
「火」の力を借りて蒸気となり空に上がった後
「風」の力を借りて冷やされ「水」に戻る必要がある
あるいは
「地」に身を預けてその懐を通り抜け
自らについた穢れを磨き取り去る必要がある
しかし
他のエレメントの力によって姿を変えながら
世界を巡ることによって
還元され浄化を果たす
このプロセスを体験できるのは
他でもない「水」のみである