乙女の瞳に映るものとは
乙女座の方をよく観察すると、意外にも心理的なものや霊的なものなど「目に見えないもの」を扱って治癒や施術を行う方や、自らが属する宗教に対してとりわけ信心が深い方が多いことに気がつきました。その理由について考えていました。
Synchronicity with Astral Voice
占星術は教えてくれる。あなたの魂も、この地球の魂も、すべてが天空の星々と繋がっているということを。
「サイン」とは、ここでは12星座の名を持つ黄道十二宮のことを指します。各サインの象徴する意味について考察します。
乙女座の方をよく観察すると、意外にも心理的なものや霊的なものなど「目に見えないもの」を扱って治癒や施術を行う方や、自らが属する宗教に対してとりわけ信心が深い方が多いことに気がつきました。その理由について考えていました。
獅子座といえば「王者のサイン」。しかし、私にはどうしても「王」の位置=「人の上」という考えは、違和感が大きいです。「王」の位置は、他者の上ではないと思うのです。
肉体の死を迎えて宿主を離れた魂は、集合無意識に帰り、溶けていく。その後また集合無意識の中でエネルギーの集中が起こり、新しい魂となって新たな宿主と出会う─。魚座はこのような新しい魂の結晶化までのプロセスを意味するサインだと考えています。
今の時代において、水瓶座のテーマのひとつは、「現代科学の在り方を問い直すこと」ではないでしょうか。科学のもたらす最大の歓びとは、神秘の偉大さを知ること。科学とは、「魔法の証明」のようなものだと私自身は考えています。
山羊座はなぜ現実を信じるか?というと、「散々追求した理想を、苦労の末に具現化したものが目の前の現実だ」という信念なのではないでしょうか?そのベースには理想があると思えたのです。
射手座の象意をまとめるにあたり、一番困ったのは、水瓶座との象意の違いをなかなか明確にできなかったこと。それくらいこれらのサインは共通した象意を持っています。どちらも未来を見るサインであり、真理を求めるサインです。射手座は光の矢となって天空という高遠な世界を目指すエネルギーです。
蠍座が本当に強い状態になれるのは、この強力すぎる武器を常時構えなくてもよい状態になったときでしょう。つまり、あらゆる他者に対しての過剰な警戒心を手放し、心の門を自由に、柔軟に開け放てるようになったとき。
現在の世の中に蔓延している通例概念や形式的な「正義」ではなく、自ら苦しみ考え抜いた「正義」を、自分の中に打ち立てる必要があり、元来持つ柔和な美しさが生きてくるのは、自己の中の「正義」をもって世の中を浄化しようとする使命に目覚めた時ではないでしょうか。
「豊穣の星座」のひとつですが、牡牛座と違って乙女座は冷静というか、あらゆる「欲」が少ないイメージがつきまといます。収穫したものは、「分け与えられるべきもの」だと考えているからでしょうか?
「王」という文字を見ると、天と地の中央に位置する人が、天と地を支えている姿にも見えます。誤解しがちですが、「頂点に立っている人」ではないのだなと。
火・地・風・水 の性質を考える時、陰・陽(つまり二区分)の捉え方を「温度」とするパターンが多いようだが、もしかするとこれはあっていないのではないか?
蟹は、ある特定の満月の日に、おびただしい数が集まり、それまで大事に抱きかかえて育てた卵から孵ったばかりの子供を、一斉に海などに向かって放つといいます。古代の人々は、このことを知っていたのではないでしょうか?