2019年4月19日:天秤座の満月
「自立」と「自律」は常に繋がっていて、切り離すことのできない概念です。 そしてこれは、これからの新しい時代を生きる私たちの最も重要な精神基盤だと思います。どうぞこの満月の期間に、この基盤が自分自身の内側に正しく作られているかどうか、振り返る機会に恵まれますように。
別名「世相占星術」とも呼ばれるマンデーン占星術について考察したり、解釈を試みたものを記載するカテゴリです。
「自立」と「自律」は常に繋がっていて、切り離すことのできない概念です。 そしてこれは、これからの新しい時代を生きる私たちの最も重要な精神基盤だと思います。どうぞこの満月の期間に、この基盤が自分自身の内側に正しく作られているかどうか、振り返る機会に恵まれますように。
「新しい時代が始まる」という今の空気は、「元号」という一見化石のようなシステムが生きているからこそもたらされるもので、日本人のみが味わえる大変特別なものだと思います。おそらく二度と味わえない、この時代の空気に乗っかって、どうかあなたの人生も、今この時から新しく切り拓いて行って頂きたいなと願っています。
一人一人が人としての心や肉体、魂の存在を決して忘れないようにしていたいものです。誰かや何かの奴隷に成り下がらないために。自らの人としての尊厳を明け渡さないために。
占星術のチャート上では、今は何かを結実させようとするエネルギーが強いサインに天体が集結している時です。人によってはその影響を強く受けることがあるでしょう。自分で決めた道を踏み外さないよう慎重に、しかし力強く大地を踏みしめ、その感触を確かめながら進んでいきたいものですね。
たぶん、人が創り出した社会というものは、「種の滅亡」に近いものを避けるために創り出されたのではないかという気がします。だとすれば、生命が本来持っている強い生存本能が昇華した結果創り出された一つの形であって、正常な精神のはたらきのもとに生まれたものだと言えます。それならば、社会には存在意義があるということです。
私たちはこの世界にいま生きている人々に対して、『魂の世界に還る』ことを促すために生まれてきたのではありません。それは自分に対しても、他者に対してもこの世界に生まれてきた意味をかえって否定することです。
私たちはこの世界に今生きている人々と、無数の人々が創り上げてきた世界に対して、『魂の力を降ろし、接続させる』ために生まれてきたのだと思います。それはあくまで自分自身が魂の力を封じることなく解放しながら、現実社会と調和して生きることに他なりません。
ざわめく社会と同じように、その中に生きる一人ひとりの心もざわめき、いまを、またはこれからをどのように生きるのか?について考えさせられるような出来事が巡ってくるかもしれません。人生とは、自らの生きる意味を問い続ける行為の連続でもあるのだろうと思います。問いというものがなくなったら、人はそれ以上成長しないのですから。
恐れという感情は一生消えませんから、消えないことを悔やむ必要はありません。自分の中の大切な真実を、少しずつの言葉で表現してみましょう。自らの中から生み出す言葉は、真実への道筋をあなたの大切な人々やまだ見ぬ人々、そして誰よりあなた自身の心に刻み込むのです。
人々はこの閉塞感や葛藤、矛盾に満ちた世界の状態を、本当は「突き抜けたい」のかもしれません。自分の人生にまとわりつく嫌なものを容赦なく振り払って、狭い世間の天井も床も合法的にぶち壊してしまいたいのかもしれません。
「静観」ということも、時には必要になります。ただ、沈黙するのなら一度心を沈めて集中し、身体の奥深くまで届くように呼吸を整えてみるのもよいかもしれません。公正さと客観性を自己の中に取り戻すことは、自分をより高めるための道標になります。
今は危機を感じている人もまだ少ないと思います。そのままでもいいかな と思うこともあれば、それではだめだと思うこともあって、毎日のように思考も感情もせめぎ合っています。それでも、本当に傾くときは一気に傾くはずですので、色々なことが瞬時に終わってしまいます。そうならないように何を考え、何をすべきかを今選択することは、無意味ではないだろうと思います。私は、今はその選択の一材料として、この月相図の解釈の発信ができればと思っています。
「誰かの力になりたい」とか「誰かを助けてあげたい」という欲求は、ごく自然な物であり、純粋な愛情によって育まれた大切な芽です。その小さな芽が自分の中にあることを、ぜひ確かめてみてください。その想いを自分の中で大切に育んで欲しい ということが、この新月が人々の心に向けて届けようとしているメッセージであると私は思います。
今は人々の無意識の中に小さく佇んでいる「助けたい」という芽が育てば、少しずつ互いを支え合うことができる状況が増えていくでしょう。その道のりは遠くとも、これは人としての大切な欲求を育てることでもあります。所詮理想論であるとも言われると思いますが、人として忘れてはならないことのひとつですので、希望を棄てるべきではないとも思います。互いをいたわることができれば、互いの心の回復にも必ず役立つでしょう。